歯周病の進行と治療法

歯周病は、歯を無くす原因として虫歯と並ぶ2大疾患です。
虫歯が無いと自慢していたのに、何故か痛くないのに歯を抜かなくてはならないと嘆く中高年の方、実は歯周病が原因なのです。
歯みがきすると血が出たり、どんどん歯茎が痩せて歯が伸びてきたと思ったら、けっこう歯周病が進んでいるかもしれないのです。
中高年だけでなく若い人も含めて、最近は虫歯より増えています。
また、口臭の原因の1つでもあります。

健康な歯肉の状態

健康な歯肉の状態

歯周病の進行状態と治療法

歯周病の進行-1

プラーク(細菌の集まり)ができると、細菌の出す毒で歯肉に炎症が起きます。

 <治療法>
ブラッシング(歯磨き)+スケーリング(軽)


歯周病の進行-2

プラークはやがて歯石になってガッチリ歯にくっつきます。
炎症はますますひどくなり、骨にまで及びそうです。

<治療法>
ブラッシング(歯磨き)+スケーリング(難)
+時として手術


歯周病の進行-3

歯を支える骨(歯槽骨)が溶け始めました。
膿が出て悪臭がします。

<治療法>
ブラッシング(歯磨き)+スケーリング(難)+手術


歯周病の進行-4

 歯はぐらぐらに動く。

<治療法>
抜歯


歯周病の進行-5

自然に抜け落ちる。

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