歯周病の治療を始める前にどの程度進行しているか診査します。
通常プローブという器具を使って歯と歯肉の間にどれだけ隙間があいているのか調べます。(プローピング)
この歯と歯肉の間の隙間のことをポケット（歯周ポケット）と呼びます。
この隙間は歯周病が進行すると歯と歯肉の間をくっつけている膜（歯根膜）や歯を支えている骨（歯槽骨）が破壊されてだんだん深くそして広範囲に広がります。
もし隙間が歯の下の方まで広がれば、膜と骨が歯を支えられなくなって歯が抜けてしまいます。
隙間がどれだけかチェックする
コンピューターに記録する
記録したもので患者さんに説明します
歯周ポケット（歯と歯肉の間の隙間）
健康な場合、せいぜい１～２㎜しか入りません
歯を支える膜と骨が破壊されているほど深く入ってしまう
歯肉は一見普通に見えますが、骨と膜が破壊されていてかなり深い隙間（歯周ポケット）ができています。
歯周病の治療の流れ
診査を終えると治療計画をたてます。
治療の流れは大まかに次のようになります。
自分が歯周病になる危険度や歯周病の進行具合を知りたい方は、歯周病セルフチェックシートで確認しましょう。